6月最後の土曜日、朝早くから上野へ。
目的は『井上雄彦 最後のマンガ展』。先週、朝の10時半頃に意気揚々と 上野の森美術館へ向かうと、すでに当日券は完売。自分と同じように チケットを買えなかった人達が、残念オーラ全開で美術館の外にたむろっている。 同じ失敗を2度は繰り返すまいと、この日は先週よりももっと早く9時に 上野に到着。西郷さんの銅像へ続く階段を登りきると、目に飛び込んできたのは 長蛇の列。"うわぁ〜、どんだけ人気やねん!"と思いながらも、急いで最後尾に 並ぶ。まるで牛歩戦術。ちっとも前に進まない。最後尾にいたはずなのに、 あっという間に後ろにもものすごい人。人。人。列に並んで2時間。 ようやく1500円を払ってチケットを購入。自分はそこまでして、この展覧会を 見たかったのだろうか?なんて疑問も湧いてくる。なんにしても、これで 美術館の中には入れるわけだ。 何人の人がこの展覧会を見に来たのか知らないけれど、列に並んでいる人達を 見るとほとんどが10代、20代、30代の若い年代。ジャンプが面白かった頃、 リアルタイムで、スラムダンクに魅せられてたんだろうなぁ。と勝手に推測。 美術館に入館するのにもまた30分くらい並び、やっとこさ館内へ。 人のいない場所を選んで、一枚一枚、絵と向かい合う。 圧倒的な画力。中途半端にアーティストを気取ることもなく、"マンガ"という 枠から脱線することもなく、あくまでマンガ家、井上雄彦の世界が館内を 支配している。ただ作品をポンポンと展示するだけのものではなく、 空間の使い方、一枚の絵の見せ方がとても印象深いものに仕上がっている。 その結果、最大限にその絵の魅力、絵の中に含まれたストーリーが見る側に ストレート伝わってくる。とかなんとか適当なことを書いてはみるものの、 ただ単純に『すげぇ〜!』その一言で十分。 漫画大国日本に生まれてよかった、よかった。
by monday_panda
| 2008-07-01 15:42
| art
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