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カテゴリ:works【 Design 】( 22 )
DESIGN WORKS 22
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先日、予備校時代からのお友達と美術館デート。出張で上京していた友達に、見たい展示があるから一緒に行こうや〜、と誘われ、朝も早よから六本木へ。平日の午前中、風はまだ冬の名残をとどめてはいるけれど、日差しはもう春のそれだ。

国立新美術館の『イメージの力』から、森美術館の『アンディ・ウォーホル展』へハシゴ。普段、まったくアートに触れない僕は、ウォーホルを見る前にすでにぐったり。『ちょっともう疲れてるやん!』と突っ込まれるありさま。美大を出たわりに自分は、美術に関してとても疎い。それに多くを語れる知識や言葉を持ち合わせていない。必要ないとも思っている。『この作品は時流に一石を投じるテーマを掲げていて、コンセプチュアルなアプローチや新しい表現方法でアウトプットされていて、それでいて直感的な部分が見る側の感性を強く刺激してきます。うんぬんかんぬん』なんてのは嘘っぽい。それっぽいけど、嘘っぽい。『この作品、ええな〜。なんかわからんけど、好きやわー!』それくらいが気持ちいい。本音なんてそんなもんだろうと。なんてことを思っていますが、見るのはやっぱり楽しいもんです。久しぶりにどっぷり美術に浸かり、なんだか制作意欲が、ぽっ、ぽっ、と芽を出したような気がした早春の昼下がり。

そんなことはさておき、もうひとつ美術の話題を。美大の友人である、美術家・尾崎真悟の個展『あんで しるして』が今週末21日から開催されます。それに合わせて、個展のポスターとDMをデザインさせてもらいました。アート雑誌の記事みたく、誰もが行きたくなるような洒落た言い回しで、彼の作品を紹介する文章力はありませんので、作品はぜひ会場で。結局は見てなんぼ、見られてなんぼの世界。百聞は一見に如かず。梅のつぼみも綻び、沈丁花は香る、花見月。春はもうそこまで。柔らかい日差しの中、お散歩がてら彼の作品をのぞきに行ってみてはいかがでしょうか。

個展詳細はこちら → Shingo Ozaki web / Zuishoji Art Projects
 
Client : 尾崎真悟 / ZAP
Media : A2ポスター / DM
 
 
 
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by monday_panda | 2014-03-19 14:28 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 21
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12月になるとつけっぱなしのラジオから、たまにユニコーンの『雪が降る町』が流れてきます。これを聞くと、今年ももう終わるな〜と思います。そして邦楽、洋楽問わずこれでもかっ!というほどクリスマスソングも流れてきます。どれもこれも名曲ばかりで、思わす“ふふふん♪”と口ずさんだりしてしまいます。そして思います。『クリスマスかぁ〜.....』と。別に悲壮感はありません。もちろん高揚感なんてものもありません。この時期たまに街に出ると、完璧に演出されたロマンチックが街を包み込んでいます。街行くカップルは、いつもよりどこか幸せそうに見えます。普段より二割増し“スキ”が街に溢れています。いいことだと思います。メディアに踊らされていようが、情報に流されていようが、素敵なことだと思います。クリスマスなんて男女がイチャイチャしてなんぼです。

ということで25日(火)のクリスマスまで、東京スカイツリーの真下にある“すみだ水族館”で子ども向けのワークショップが開催されています。そのワークショップ用にクリスマスカードをデザインしました。海のいきものがモチーフになっています。点つなぎのイラストで、マスキングテープや色ペンを使って、オリジナルカードを作ろう!という内容です。小さい子が対象なので、なるべく自由に好きに作ってもらえるように、シンプルなものにしました。裏面にはクリスマス気分の、かわいい海のいきものもいます。ご興味のある、パパ、ママ、ちびっ子はぜひ。
 
Client : すみだ水族館海のいきものクリスマスカード
Media : クリスマスカード
 
 
 
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by monday_panda | 2012-12-21 17:30 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 20
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一人暮らし14年目。いまだに朝一番に口にするのは、うすくてマズいインスタントコーヒーと、鳩のロゴの描かれた“平和”という銘柄の煙草です。

アメリカの映画で“Coffee and Cigarettes”って映画があって、僕はこれがとても好きです。カップ一杯のコーヒー、くゆらすタバコの煙、とりとめのない会話、ただそれだけで構成された、何も始まらない映画ですが。忙殺されていた会社を辞めた頃に観たせいか、人ってこんなもんだよな、こういう時間こそ大事だよな、そんなに頑張らなくてもいいよな〜。なんて思った記憶があります。

高校生の時『ジュース買いにいこ〜』と学食の自販に行くと、いつも決まってブラックのコーヒーを買う友達がいました。17歳の僕にはブラックの美味さなんて分かるハズもないので、“こいつはちゃらんぽらんなくせに大人やなぁ〜”なんて思って眺めていた思い出があります。そんなガキんちょだった僕も、いつからかブラックなんかも飲めるようになりました。学校さぼって、はき違えた自由を垂らして飲んだコーヒー。好きな子と初めてのデートで、立ちのぼる幸せの湯気とともに飲んだコーヒー。仕事で徹夜明けに、達成感と眠気をかき混ぜて飲んだコーヒー。失恋ののち二日酔いの朝に、悲しみを溶かして飲んだコーヒー。初めての海外でひとり、不安を抱きながら飲み干したコーヒー。そして何も始まらない朝に、タバコと一緒に飲むコーヒー。コーヒーの渦の中には、映画にはならないささやかな人生が、ぐるぐるぐるぐると回り続けています。なんつって。いまだにブラックがウマいのかマズいのかさえ分からないけれど。

そんな人生を注ぐカップには少々ポップ過ぎますが、マグカップ出来ました。キャンペーンの特典なので、販売はされてないようですが、ご興味のある方はチェックしてみて下さい。
 
Client : 秋田ノーザンハピネッツ( AKITA NORTHERN HAPPINETS )
Product : マグカップ
Media : 協賛広告
 
 
 
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by monday_panda | 2012-12-20 21:53 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 19
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先月、頭痛が一週間ほど続いてて、これはちょっとヤバいかなぁと思い、とりあえず頭痛外来に行きました。これこれこうで、ずっーと頭が痛いんです。とお医者さんに伝え、頭のレントゲンを撮りました。案の定『特に悪い症状はみられないですね!』という診断結果でした。一日中パソコンの前に座っていて、肩も凝ってるだろうし、目にも負担がかかってるだろうし、寒くもなってきたし、ストレスなんかもあるだろうし、いろいろ要因はあるんだろうけど、問題ないよ。というお話でした。そんな結果を受け、少し安心したら頭が痛いのもどこかへ行ってしまいました。そうです、単純なんです。『病は気から』ほんとその通りです。
 
とはいえ、一日中同じ姿勢でパソコンに向かっていると、夜には身体がバッキバキです。20代の頃は感じなかった疲労やダルさなんかも感じるようになってきました。今まで、マッサージや整体なんてものに行ったことは一度もないけれど、ちょっと行ってみるのもいいかなぁと思ったり。ということで、『さくらバランス整体院』のロゴマークのデザインを担当しました。一緒にお仕事した後輩が、先生にかるく施術してもらったそうなんですが『ヤバいっすよ!マジで身体が軽くなりますよ!』と前のめりで言ってました。浜松町の駅の近くに看板が出ております。笑顔の柔らかな、朗らかな院長先生が出迎えてくれますよ。日々のお仕事でお疲れになった身体を、たまには労ってみてはいかがでしょ〜か?
 
Client : さくらバランス整体院
Media : ロゴマーク
 
 
 
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by monday_panda | 2012-12-07 01:35 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 18
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9、10月と何度か落語を聞きに行く機会がありました。なんともしょうもない感想なんですが、毎度毎度一番に思うのは『喋るのうまいな~』ということです。『噺家』っていうくらいなので、当然かとも思うのですが。ほんと聞かせがいの無い客です…。ほんと粋じゃねぇ。

演目である本編が上手いのは、何度も何度も繰り返し練習した成果なんだろうけど、時事や流行なんかの話題をサラっといれて、本編へ導くマクラの喋りに特に感心してしまいます。なんでもない出来事を話しているだけなのに、ふふっと笑わせられるのはなんでなんだろと。視点なのか、言葉の選び方なのか、組み立て方なのか、間の取り方なのか。

というのも僕は喋るのが下手です。友達と話している時、喋っている内容が相手にちゃんと伝わってないなーと思うことが多々あります。言いかけて止めることもよくあるし、喋り始めたはいいけど、途中で話すの止めたくなることもあります。僕のまわりに口が達者な友達が多いからか、聞き役に回ることが多いってのもひとつの要因かもしれませんが。そんな喋りに自信のない僕みたいな方!落語教育委員会を聞くと少しは喋り方のコツが分かるかも!?しれません。ご興味のある方はぜひ。
 
Client : 夢空間・新春落語教育委員会
Media : flyer
 
 
 
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by monday_panda | 2012-12-05 15:27 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 17
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ここのとこ、すっかり落語チラシ職人です。そんな僕の活動を見た、以前お世話になっていたコピーライターさんが『あいつはいったい何になりてぇーんだ!』と言っていたそうです。同感です...。
デザインのお仕事で、クライアントに提案する時にA案・B案・C案というふうに何案か提出します。が、本当は自分の中では、A案に決まるだろうと思ってたりします。B案C案は俗に言う、捨て案というやつです。捨て案って響き、大嫌いですが。B案C案は、A案を選んでもらうための引き立て役なんです。誤解を恐れずに言うならば、かわいい子がそうでもない子と一緒にいるような、あんな感じかもしれません。がしかし、そこに絶対はありません。かわいい子よりもそうでない子に魅力を感じることは多々あると思います。話がおかしい方向に...。

フリーになって、デザインのお仕事をさせてもらう度に、毎回、思い知らされるのです。会社にいた時はたくさんのフィルターにかけられることで、丁寧に濾過されたデザインを提案していたせいか、あまりそういう部分を感じることがなかったけれど。自分の中の正義は、相手にとっては正義でもなんでもないということを。自分の信じるカッコいいは、相手にとっては意味のないってことを。自分の感じるキレイは、相手にとっては無駄なものだってことを。自分の中の『これないわ〜』が、相手にとっては大アリだったりします。何を今さら、なんです。そりゃそうだ、なんです。相手は自分じゃないので。答えが同じなら誰がやっても一緒なので。ほんと、正解のない解答を求められる答え合わせはいつもヒヤヒヤします。が、そういうの、意外と嫌いじゃないです。どのみち答えは自分で作るしかないので。
 
Client : 夢空間・平噺し座 其の二十四
Media : flyer
 
 
 
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by monday_panda | 2012-11-29 13:09 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 16
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何年前だったかな?28歳くらいだったかな。クリスマスに朝まで友達の家で飲み明かし、眠い目こすって、二日酔いの頭もたげて朝から築地へ。『っらっしゃ〜い!っらっしゃい!』としゃがれた野太い声が飛び交う、年の瀬の喧噪の中、『さみぃ〜さみぃ〜』と笑いながら、みんなで行列のできる店に並び、鮨を食べた。『今日はこのままずっと遊ぼー』の言葉に従順に従い、東京観光。ぷらぷらと浅草へ行き、誰も落語になんか興味もなかったハズなのに、思いつきで浅草演芸ホールへ突入し二階席の最前列を陣取る。この時、初めて生の落語を見たんだった。分からないなりにもなんだか、ホールを包む一体感みたいなもんも感じられたりしたんだった。そういえば、その日のトリは小遊三師匠だったなぁ。歌丸師匠のことをネタにして、笑いを誘ってもいたな。と、パソコンをカチカチやりながら、ずーっと忘れていた、なんでもない一日のことを思い出した。接点のないような点と点がツツツーっと結びつく瞬間の不思議に、時にニヤリとしちまいます。
 
Client : 夢空間・新春きゅりあん寄席
Media : flyer
  
 
 
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by monday_panda | 2012-11-29 11:56 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 15
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ダンディズムって、こういうことなのかな。
粋ってもんも、こういうことなんだろうな。
皺の数だけ語れる言葉も増えるんだろうな。

Client : 夢空間・柳家小三治
Media : flyer
 
 
 
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by monday_panda | 2012-09-28 01:27 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 14
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秋田ノーザンハピネッツのウェア関連のものを、いくつかデザインをさせていただきました。
電車や街中でジャージ姿の学生さんの集団を見かけると「あぁ、ええな〜」という感情と同時に思い出すことがあります。高校のサッカー部の時、公式の大会の日には、みんなお揃いのジャージ姿で試合会場に乗り込むわけですが、僕はその光景がとても好きでした。いつもよりなんだか少し強く上手くなった気になって、普段はちゃらんぽらんなメンバーも、そういう場面では、チームとしてグッとひとつにまとまっている感じがたまらなかったのです。戦地に赴く兵士や五輪に向かう選手には到底及びませんが、香川の片隅のイモ学生なりに、腹の底から突き上げるような言い知れぬ高揚感を感じたりしていたのです。でもきっとこれからの人生であれに似た感情を味わうことは、そうそうないんだろうなと少し淋しく思います。あの頃身にまとう度に、ふつふつと湧き出る闘志を与えてくれていたあのジャージは、今や僕に最高の安堵感を与えてくれるパジャマに成り下がっております。

Client : AKITA NORTHERN HAPPINETS
Product : Warm-up jersey[2011-2012season]/ Event T-shirts

 
 
 
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by monday_panda | 2012-06-23 14:00 | works【 Design 】
DESIGN WORKS 13
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イラストには描く本人の色や特徴、オリジナリティーがとても顕著に表れますが、グラフィックデザインもそうだと思います。その人のクセがあります。何も考えずに手を動かせば、関わる商品が違っても、毎回似たような見え面になってしまいます。お気に入りのフォントを使って、無難なレイアウトで、好きな色で。そしてルパン三世の五ェ門が「また、つまらぬ物を斬ってしまった...」と言うノリで、「また、つまらぬ物を作ってしまった...」と吐き捨てることになります。だから、つまらぬものにならぬよう、決められた枠の中でせかせかと頭と手を動かします。同じ歌でも歌手が変われば違う歌に聞こえるように。同じ被写体でもカメラマンが変われば違う写真に見えるように。同じ噺でも噺家さんが変わればまったく違う情景が現れるように。毎度毎度の作業で、流行りや慣れでなんだか停滞気味の時は、自分の中にいる違う自分を見つける作業が、仕事を面白くする要素のひとつなのかもしれません。...なんつって。

Client : 夢空間・柳の家の三人会
Media : flyer
 
 
 
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by monday_panda | 2012-06-15 09:56 | works【 Design 】



イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
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