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カテゴリ:daily( 88 )
桜色の便り。
春です。桜、咲き誇る、春です。東京の桜は満開です。
この一ヶ月ほど、同い年の友人に連絡する用事があって、しばらく会ってない何人もの友達にしつこくメールを送りつけていたら、次から次へと、なんだか示し合わせたように幸せな返信が届く。

『そうそう、結婚したって言うたっけ?』『先月、無事に赤ちゃん生まれたよ〜』
『夏に結婚することになったわ』『今、9ヶ月の妊婦さんやわ』『晴れて、入籍しました〜』
『パパになりまーす!』『もう7ヶ月やで〜』『実は妊娠してん』

などなど。こんなにも重なるものなのか!と思うくらい毎週毎週、味気のない角張ったデジタルの文字が、淡い桜色の便箋に綴られた、やわらかい文字に成り代わって、ピロリロリンと届くのです。その度、『おぉ〜』とか『へぇ〜』とか、ひとり、声にならない声を漏らすのです...。幸せは連鎖するんやな。歯車がくるくると滑らかに噛み合うように。なんにしても春の便りは笑顔になるもんに限ります。そんな幸せ者のみんなには、こんな歌がお似合いだ!だ!だ!


 
 
 
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by monday_panda | 2012-04-11 02:23 | daily | Comments(0)
365色。
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1日1色。365日365色。

たくさんの色を塗り重ねられる、
たくさんの幸福な色に彩られる、
そんな365日でありますように。

2012年、始動。
本年もよろしくおねがいします。
 
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by monday_panda | 2012-01-05 20:52 | daily | Comments(0)
酒と音と男と女。
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小さく遠くに聞こえる蝉の声。少しずつちょっとずつ朝夕に秋の気配。
夏の終わりを名残惜しむ人々。暑かった週末。同級生四人で首都脱出。
TAICOCLUBへ初参戦。

昼間の晴れわたった青から一転、新潟の空は灰色。
はっきりと降り出した雨。すっぽりと覆い隠す霧。
ぽっかりと空いた心の穴。しっとりと濡れた前髪。
がっつりと鳴り響く音楽。うっとりと酔わせる酒。
ばったりと堕ちたい衝動。にっこりと微笑む口元。
そして踊り弾ける男と女。幻のような夏のおわり。

短くて暑かった夏が、あっさりと終わりを告げる。

 
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by monday_panda | 2011-09-13 02:37 | daily | Comments(0)
山男たちの夏。
 『5時になったよ』の声で浅い眠りから覚めた。彼は大人4人がぎゅうぎゅうに詰め込まれた、小さなレンタカーの後部座席にいた。手足を折り畳むようにして眠りについたせいか、体中がガチガチに固まっている。車のドアを開け外に出て、夏山の冷たい朝の空気に肌をさらし、ひとつ大きくノビをする。『目標、5時半、出発!』の声に各々、コンビニで買っておいた、おにぎりやパンにかじりつき、山登り用の服に着替えたりして準備をすすめる。空は徐々に明るくなり始めてはいるけれど、朝日はまだ山の向こう側にいるようだ。

 もともと彼らは北陸にある美術大学のサッカー部で出会った。一日の半分ほどを課題制作にあて、夕方からはグランドや体育館に集まり、サッカーに費やす日々が4年間続いた。練習が終わっても、飯を食べに行き、誰かの家へ集まっては朝まで飲み明かしていれば、大抵は仲良くもなる。そんなふうに責任も背負うものもほとんどない、学生然とした生活に別れを告げ、サッカーからも少し距離を置くようになり、それぞれの場所で生活を始め7年が経った。しばらく会わない日々が続いていたが、昨今の登山ブームの影響もあってか、山登りを口実にまたここのところ一緒に過ごす日が多くなってきた。
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 目標より20分押しで山へ入る。学生の頃から時間にルーズなところは何も変わらないようだ。昨晩の雨のせいでぬかるんだ足元に注意を払いながら、まだ肌寒く感じる緑の中を一定の距離を保ちながら彼らは歩き出した。この日4人が目指す頂は、日本百名山にも選定されている長野と岐阜にまたがる焼岳。未だに硫黄を噴出し活動を続けている活火山だ。『太陽が昇りきる前に距離を稼いでおこう』の言葉に頷きはするも、思うようにスピードはあがらない。4人の少し前に山に入った、初老のグループのスピードに合わせているせいだけではなさそうだ。気温は低いが体感温度と湿度は高い。触れるだけで水に変わりそうな空気が山全体をすっぽりと包み込んでいるように思える。東の空には太陽が頭を出し始めた。山中の緑の上に残った昨晩の雨粒が、キラキラとその光を弾き飛ばしている。一気に気温が上がる。動悸が激しくなり、汗が大量に吹き出す。身体は重く、胸が苦しい。彼は思っていた『いつもより、しんどいな』と。普段より4人の口数が少ないというのも身体を重くしている要因かもしれなかった。それでも足を止めることはなく、地道に頂上と現在地との距離を縮める作業に徹する。

 行程の3分の1ほど来たところで頭の上を覆っていた木々は低くなり、パッと視界が開けた。『あっ、見えた!』の声に顔を上げる。近くて遠くに見える切り立った頂が姿を現す。彼らの視線も自然と足元から山頂へ向けられている。空の青さと雲の白さが、やけに際立った光景が広がっていた。肩にくい込んだリュックを下ろし、しばし足を止める。同じポイントで休憩している方々と少し言葉を交わし、少し笑い、少し元気をもらう。普段、街ですれ違ったとしても、顔さへ見ることのない人とこうして交流があるのも、ここが山だからこそなのだろう。
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 束の間の休息を切り上げ、最初の20分を取り戻す。また彼らは、1cm、1mと空へと雲の上へと向かい始める。この日、最後尾につくことが多かった彼は、メンバーの背中を追いながら『なんで、山になんか登っているんだろう?』と考えていた。『しんどいし、筋肉パンパンだし、汗かくし、ただただ登るだけだし』と、考えれば考える程、意味も意義も見つからなくなっていた。すべての人が納得の出来る明確な答えなんかは用意されてはいないだろう。それでも、自分一人だけでも納得のできる、確固たる何かがあれば、もっと心から楽しめるだろうし、身体の重さや疲労感も少しはマシになるだろうと思っていた。『流行』その一言だけでは30歳の男にとってあまりにも薄っぺら過ぎる。単純に誘われたから軽い気持ちで登り始めた山。周りの友人達は山に登る度に、新しい装備を増やしては楽しげに話している。山に魅せられのめり込んでいる。そんな彼らの姿を尻目に、彼だけは相変わらずサッカーのユニフォームで毎回山へ赴いている。もうひとつ踏み込めていないことが、このへんからもうかがえる。ただひとつ言えることは、きっと彼は一人では山に登ろうとは思わないはずである。このメンバーだったからこそ、何の興味もない、面白みも感じられなかった山に足を踏み入れたはずなのだ。頂と共に仰ぎ見る彼らの背中に、ツライ時に思いがけず投げかけられる何気ない言葉に、助けられ励まされているからこそ山に登れる。次の一歩を踏み出せる。きっとひとりでサッカーをしても面白くない。壁相手にボールを蹴ってもすぐに飽きてしまう。それと同じ理由だ。山に登るのも。ピッチを駆け抜けていた10年前と何も変わらない。まだ彼はそんなシンプルなことに気がついていないようだった。

 思考回路もうまく機能しなくなり、ただただ目の前の岩場を掴み這い上がり、岩を蹴り上げ、彼らは焼岳山頂に登頂した。下から見上げた時は晴れ渡っていた空と頂上は、あっという間に真っ白な雲に覆い尽くされた。見えるはずの絶景を望むことが出来ない。それでも彼らの顔には笑みが浮かぶ。勝利の余韻を楽しむかのように。眼下に広がる素晴らしい景色が、目の前を遮る雲の切れ間から姿を現し始めるのを彼らは待っている。そして全員で見るその景色が素晴らしいということを、彼らは知っている。一人ではない、という小さな幸福をその瞬間を、彼は噛み締めていた。

雲は流れ、陽は降り注ぐ。雲の切れ間から青い空が見えた。
 
 
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by monday_panda | 2011-08-23 02:46 | daily | Comments(4)
晴曇雨雷。
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キラキラ。晴天。ガヤガヤ。中華街。ワイワイ。集合。ヘラヘラ。アラサー。フラフラ。独身男子。スタスタ。9階。ヒロビロ。ベランダ。ムシムシ。暑。サンサン。夏。ジリジリ。節電。グビグビ。乾杯。パチパチ。炭。ジュージュー。肉。ムシャムシャ。美味。モクモク。曇天。ポロポロ。ウクレレ。ホロホロ。奏。ポツポツ。雨粒。ピチピチ。雨音。ピカピカ。稲妻。ゴロゴロ。雷。チビチビ。酒。ニコニコ。笑顔。ペチャクチャ。会話。フワフワ。ほろ酔い。

プシュ。ゴクッ。プハーッ。夏の休日。
 
 
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by monday_panda | 2011-08-05 03:50 | daily | Comments(0)
花発多風雨 人生足別離。
 日曜日、新婚の友人夫婦に誘われお花見に行ってきた。昼過ぎ、都知事選へ投票に行き、カバンにケーキと唐揚げとビールを詰め込み、自転車で多摩川沿いを駆け抜ける。たくさんの花見客で賑わう多摩川駅を越え、河川敷におりる。風が心地いい。やわらかな春の匂いがする。野球やテニス、アメフトで汗を流す多くのスポーツマンを横目に、友達を探す。自粛ムード満載なのかと思いきや、例年よりも人が多いようにも見える。たくさんの人が満開の桜の花に、何か救いのような祈りに似た感情を抱いているのかもしれない。きょろきょろしていると『お~いっ!たろちゃ~ん!』と呼び止められる。綺麗な桜の木の下に見慣れた顔を見つけ、パッと笑顔が咲く。震災後、初めて会う面々と、どーも、どーも、とビールで乾杯。

 独身男子、独身女子、新婚夫婦に妊婦さん、そして、パパママとなった友人と愛娘。総勢10名。なんか人の生きる道の縮図のような構成だ。この歳になれば、ま、そんなもんか。相変わらず独り身で今年も桜を眺める僕。もう何年連続なのだか。新婚の二人は結婚し家族となり、初めて迎える春。同じ風景も去年までとは違って見えるのかな。妊婦の友達のおなかは大きくて、夏頃に第一子誕生。来年の春はちびっ子と桜を見るのだろう。もうおなかの中では春を感じているのかもしれない。パパママの二人とちびっ子は、三人揃って二度目の暖かい春を迎えたことになる。小さな身体には春と似たような力がきっとある。みんなで取り囲みニコニコになるその光景は、春が訪れる度に桜の木の下に集まるのととても似ている。毎年、毎年、何があっても、何が起こっても起こらなくても、ほとんど変わらないペースで四季は巡り、気づけば桜の花の咲くスピードで春はやって来る。その度、小さな不安や希望を僕らの胸の内にパッパッと咲かせ、心を真新しい鮮やかな色で染め上げてくれる。
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そんなふうにして、春は来る。淡々と、あっさりと。
そんなふうにして、花は咲く。慎ましく、力強く。
そんなふうにして、またひとつ、僕たちは消えることのない年輪を刻み込む。

 
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by monday_panda | 2011-04-16 07:27 | daily | Comments(0)
それよりも、もっと赤い。
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by monday_panda | 2011-04-06 23:52 | daily | Comments(0)
Oh!?lie? All right!
 もうかれこれ20年くらい前の4月1日。当時も僕はクリクリ坊主の小学校低学年。夕方、仕事から帰って来た親父が、玄関先で僕と妹に向かってこう言った。『おーい!裏の畑に子犬がいたぞ~!』と。当時、飼っていた犬が天に召され、僕と妹は『子犬が欲しい欲しい!』と両親に直訴していたのだ。親父の言葉に一瞬で有頂天になった僕と妹は『おかえり~』の言葉も言わずに『うひょ~!』と家を飛び出した。ふたりでどこだ?どこだ?どこにいるんだ?と広い畑の隅から隅まで探しまわった。しかし、そこにいるハズの、親父が見たハズの、愛らしく天使のような子犬の姿はどこにも探し出せなかった。

 チクショー!てやんでぃ!どこにもいやしねぇじゃねぇかっ!と軽く逆ギレ気味で親父に詰め寄る僕と妹。そんな2人を前にして、悪びれるふうもなく笑顔で親父は『今日はなんの日だ?』と尋ね返してくる。しばらく考える。そういえば今日は、エ、エイ?エイプリ?・・・嘘をついてもいい日だ!と気づいた僕。『そう、今日はエイプリルフールだ!』とアハハと笑う親父。僕と妹の最高潮に達した歓喜と、やり場のない怒りは、真っ赤に燃える夕日と共に裏の山の陰へストンっと落ちて行った。
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 そんななんでもないことを未だに覚えている。そんなちっぽけなたった15分の嘘を。きっと単純に幸せな嘘だから。それからしばらくして、近所の神社で子犬を拾った僕は、念願かなって子犬の飼い主になった。親父の嘘が、嘘じゃなくなったのだ。
 そういえばブルーハーツも歌っていた。『チッポケなウソついた夜には 自分がとてもチッポケな奴 ドデカイウソをつきとおすなら それは本当になる♪』って。

 昨日は一年に一度の大嘘をつき忘れた。結婚します!くらい言っておけばよかった。誰も不幸にならない、そんな優しいじわっとあたたかい嘘なら、一年に一度じゃなくてもいい。本当になるウソならなおさらだ。
 
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by monday_panda | 2011-04-02 09:09 | daily | Comments(0)
明日へゆけ。
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by monday_panda | 2011-04-01 23:47 | daily | Comments(0)
SAVE JAPAN!
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【東北地方太平洋沖地震】の都道府県別、災害救援情報まとめサイトです。
→ SAVE JAPAN!


揺れた。

バイト先のデスクで作業中、いつものようにすぐ収まる地震かと思っていたら違った。ファイルの並んだ棚が音を立てて揺れ始め、止まらない。支えていたけれど、『ヤバい!出よう!』と外へ駆け出す。大通りへ出ると中央分離帯に大勢の人。車道にも人が溢れている。隣のビルは壁が崩れ落ち自転車が潰されていた。街は騒然としている。余震の度にビルが大きく歪む。動悸が止まらない。作業に戻てっも心がザワザワする。

六時頃、早仕舞いして、浜松町から歩いて帰る。車道は大渋滞、歩道も大渋滞。どこまでものびる人の流れに身を任す。一人で歩いていても、人の声や足音が聞こえる、それだけで安心する。4時間かけて帰宅。テレビをつけて被害の大きさに、打ちのめされる。東京でこれだけ不安なのに、被災地の人たちの、置かれた状況を思うと言葉にならない。

一日でも早急な復旧を願っています。
一人でも多くの人の命が救われることを祈ります。
 
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by monday_panda | 2011-03-12 12:48 | daily | Comments(0)



イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
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