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携帯する芸術。
一日中、冷たい雨が降っていた先日、元麻布へ。
元職場の同じチームだったADから”カイカイキキギャラリーでケータイ写真展っていうのがありようよ“というメールをもらう。参加アーティスト/写真家は鈴木心、佐藤玲、若木信吾。おぉ、そそられる。中でも佐藤玲の作品を見たくて、有栖川宮記念公園横の会場へ続く緩やかな坂道をとっとことっとこといそぐ。吐く息はまだ白い。

雨、平日、昼間のせいかお客さんは自分を含め3人。白いギャラリーの壁に向かいしげしげと作品を見やる。普段の生活の中で自分はケータイで写真を撮ることがあまりない。デジカメをいつも持ち歩いているということや、自分のケータイの写真機能の性能の問題、それとなんでもかんでもケータイを取り出して、無遠慮にパシャパシャ撮るあのスタイルが嫌いなのだ。

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そんなふうに自分があまり活用していないケータイ写真が、この3人のフィルターを通せばどんなふうにアウトプットされるのか?そんな単純な興味に明快に答える作品の数々。現在のケータイのカメラ機能は、もはやコンデジと比較してもなんの遜色もないということもあり、ケータイで撮ったと言われなければ、分からない程の質の良さ。に加えての対象に向かう独自の目線。目にするまでの予想に反して、とても見応えのある展示だった。それぞれの持つ確かなオリジナリティ。いいなぁ。自分にもそういうのがあればいいなぁ。なんて思う。

オンリーワンのなにか。唯一無二のなにか。自分にしかない、なにか。
 
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by monday_panda | 2010-03-27 23:27 | art | Comments(0)
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イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
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