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<   2010年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧
十兎を追う者は。
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知人の年賀状を制作するにあたり、またウサギのイラストを描く。人のものばかりで、自分の年賀状はどうやらまた年明けになりそうだ。二兎を追う者は一兎をも得ず。と言いますが、10匹くらい追っかけたら、2、3匹は捕まえられそうだ。頑張ったら5匹くらいはいけるかもしれない。そうだ、欲張っていこう。欲張って。
 
by monday_panda | 2010-12-29 02:09 | illustration | Comments(2)
聖誕祭の過ごし方。
 25日、クリスマス、例年通りなんの予定もない僕はというと、フォトグラファーのMさんから、代打に指名され、意気揚々と両国の「するところ」でのワークショップの撮影へと向かう。大阪在住のクリエイター・林泰彦氏と中野裕介氏によるユニット「パラモデル」による「パラ・デ・トーキョー」の2日目。しかし、寒い日だった。ポケットに突っ込んだ握りしめた指先が、ピキっと固まり、自分の身体の一部とは思えないほどだった。
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 『ご無沙汰しております』『よろしくお願いします』とスタッフの方とパラモデルのお二人に挨拶をする。『あ、やっぱり』と思った。パラモデルの林さんは、僕が大阪で浪人してた時、生徒から『ジョニー』の愛称で親しまれていた予備校の先生だった。『憶えてますか?』と聞いてみるとポカンとしている。そりゃそうか。12年も前の何百人もいる生徒の中の一人。大して絵がうまかったわけでもないし、あまり目立つタイプでもなかったのだから。それでも、当時の浪人仲間の名前を出したり、先生達の近況を聞いたりしていると、ぼんやりと記憶が蘇ってきているようだった。こちらもウダウダとモヤモヤと大阪で過ごした、遠い懐かしい映像や匂いががぐぐっと押し寄せてくる。去年の金氏さんもそうだけど、同じような場所に長くいると、こんなふうになにかで繋がっていることを実感し、少し嬉しく思う。
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 この日のワークショップは、個人個人で外へくり出し、デジカメで撮影した風景やモノをプリントアウトし、それに思い思いにタイヤを描き、壁に貼りつけ、室内の壁中を駐車場にしようという企画。(であってるのだろうか?)初日と最終日に参加していないので、これがどんな風に着地するのか、まったく想像出来ないまま、作業開始、撮影開始。
 勢い良く「するところ」を飛び出し興味の赴くままカメラを構えるチビッコの後を追い、こちらも負けじとシャッターに指をかける。『なんで?』と思うものに、やたらと執着するのは子供の得意とするところ。その感覚って純粋にアートなんだろうと思う。計算されていない、計算できない感覚。そんなことを考えながら、室内と屋外をフラフラと行ったり来たり。真剣に作業に取り組むチビッコ、お父さんお母さんを撮らせてもらう。何かに没頭する、夢中になる表情はそれだけで人を惹きつける。そんな姿を50cmの至近距離から、直視するなんて機会はそうそうない。自分も同じような顔をしてたんだろうか?カメラマンっておもしろい仕事だなぁ、そりゃやめられないよなぁ、なんてことも思う。走って、撮って、騒いで、描いて、貼って、また描く。あっという間の2時間。壁中に貼られた個性豊かな車をみんなで眺めながら、パラモデルのお二人の講評に頷き、感心し、最後に集合写真を撮って、この日は終了。またこれが、最終日へつながる。今日が明日へつながる。
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 たった2時間で、チビッコからもパパママからもパラモデルのお二人からも、予想以上のパンパンっと弾けるエネルギーや、ムンムンっと充満するパワーをたくさん頂いた気がする。ありがたい。おもしろい。2010年のクリスマス、きっとそんなモノが、サンタさんからのささやかなクリスマスプレゼント。なんてな。
by monday_panda | 2010-12-28 06:17 | art | Comments(2)
聖夜の過ごし方。
25日を過ぎると、途端に街の空気がお正月モードに突入する。なんだかソワソワとウキウキとした雰囲気や気分もガラリ。キラキラと街を彩るイルミネーションからも、たった1日で色っぽい胸の高鳴るような輝きが奪い去られてしまう。すごいな、クリスマスの力。

イブの日、バイト終わりで友人宅へ急ぐ。表参道には手をつなぎ、肩を寄せ合い、ドラマの主人公にでもなったかのような、たくさんのカップルが溢れている。すると、50過ぎくらいの熟年カップルに『これ一枚撮ってもらえる?』とまるで知り合いに頼むかのようにさらっと呼び止められる。イルミネーションをバックに、熱く抱き合い、頬を寄せ合う二人にピントを合わせて『ハイチーズ!』とシャッターをきる。30を迎え恋もしていない自分には、いささか眩しすぎるぜ、オジサン。そして酷だぜ、オバサン。

電車を乗り換え友人宅に到着した頃には、もうイブは終わろうとしていた。『遅くなりました』とワイワイと楽しげ飲み食いする輪に加わる。小さなテーブルは、友達が前日から仕込んでおいてくれたおいしい手料理と、飲み散らかした缶やグラスで溢れている。たらたらとまったりと、ひとりではない誰かと過ごすクリスマスに、みんなどっぷりとつかっている。ように見える。思いがけず前倒しで誕生日もお祝いしてもらい、30歳にしてはにかむ。照れる。恐縮する。

幼なじみ以外はこの半年で知り合ったばかりの顔ぶれ。歳も近いこともあり、あっさりと馴染んでしまっているけれど、少し不思議な感じがする。会社を辞めてなかったら、例年通り徹夜で仕事をしてただろうし、みんなとも出会ってなかったかもしれない。そう考えるとこの1年、いい出会いがたくさんあったんだなぁと素直に思える。謝々、ダンケ、ありがとう。2010年の聖夜、きっとそんなふうに思えたことが、サンタさんからのささやかなクリスマスプレゼント。なんてな。
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by monday_panda | 2010-12-26 23:48 | daily | Comments(2)
もしもし。
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つながってますが、つたわってますか。とどまってますが、とどいてますか。
耳に届く音より、心に伝わる温。冬は寒いから。そのぬくもりに手をのばす。
 
by monday_panda | 2010-12-22 01:42 | illustration | Comments(0)
やれやれ。
土曜日。昼下がり。休日のゆるりとした三両編成の多摩川線の車内。次の次の駅で乗り換え、僕は横浜へ向かう。人もまばらな座席。光が回る。前の席。膝に置いた文庫本に視線を走らせる同い年くらいの女性。車内アナウンスが流れ、パタンと本を閉じ、すっとホームへ降りてゆく。ビニールハウスのように冬の繊細な陽射しで、ぽかぽかと暖められた車内をリセットするかのように、乾いた冷たい風が一瞬吹き込み、頭の奥の方のモヤモヤを少し軽くする。彼女が手にしていた本のタイトルは『ノルウェイの森』

別に村上春樹崇拝者ではない。その著書のすべてを読んできたわけでもない。正直、マンガしか読んでこなかった10代。その終わりに、小説、読書、活字、本というモノを、本当の意味での読書体験というモノを、僕に叩き付けたのが『ノルウェイの森』だった。そんな気がする。だからというわけではないけれど、この作品に対して少し特別な意識があるのかもしれない。きっと、そんな読者が日本のあちらこちらにいるわけで。だから、わき上がる賛否両論。
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友達と一緒に『ノルウェイの森』を見にいく。優しくない海風に煽られ、赤レンガをひやかし、キラキラと丁寧に無機質に飾りつけられたイルミネーションが本領を発揮し始める時間、スクリーンの真ん前に陣取り、見たいような見たくないようなそんな心持ちで、上映を心待ちにする。開始10分。わからない。原作をそのまんま忠実に、再現するするくらいなら映像化する意味はない。新しい要素や違った見せ方だけに焦点を合わせても面白くはない。ブチ、ブチと途切れ途切れ、点と点がつながっていない感覚。『やれやれ、早く終わればいいのにな』と思ってしまった。隣の席の友達は『気分が悪くなった』とぼやいていた。ほんと、やれやれ、だ。

答えは否。あくまで、原作びいきの人間の感想として。たぶん古本屋でボロボロの一冊100円の上下巻を購入し、頭の中に生まれてくるイメージを鑑賞した方が100倍楽しめる。もちろん、BGMはビートルズの『ノルウェーの森』で。
 
by monday_panda | 2010-12-21 01:01 | movie | Comments(6)
勇敢!壮年ジャンプ。
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友達に頼まれ年賀状のイラストを描く。ピョンピョコ。2011年はうさぎ年。
毎年この時期、来年こそは自分史上最高の当たり年にするぞっ!と意気込む。
とはいえ毎年毎年、ボコスカ!ボコスカ!当たって砕けてりゃ、世話ないぜ。
それでも当たりに行かないと。犬も歩いてなければ、棒にも当たりはしない。
今年跳ばなかったぶん、来年は勇気を出してピョンピョコ!と跳んでみよう。
by monday_panda | 2010-12-12 23:41 | illustration | Comments(2)
うららかさんぽ 16
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 例えば、青い春。淡い恋心。学校のマドンナに一目惚れ。最初は話しもできないから遠くから見てる。朝の自転車置き場や、授業中、放課後の教室に映えるその姿を。高嶺の花。おこがましい。ある日、突然話しかけられドキドキ。遠くから見てた時よりも、近くで目を見て話すともっと好きになってく。するとある日、都会の学校から転校生。オシャレであか抜けていて、べっぴんさん。みんな途端にその子を好きになる。でも僕はマドンナ一筋。そんなお話に少し似ている。

 玄い冬。甘い恋人達。東京のシンボルに大集合。いつも、電車の窓から、首都高の上から、遠くにニョキっと赤いツノが見える度に、羨望の眼差しを送っていた大東京の象徴。相方の居ない田舎っぺが足を踏み入れるにはそれなりの勇気がいる。勢い余って丸腰で敵のアジトに乗り込むような、最前線の銃撃戦の中に無謀にも飛び込むような。それは言い過ぎか。凛と立つその姿は遠くても近くても、下からでも上からでも僕を虜にする。恋は盲目。東京スカイツリーなんか目に入りません。
(東京都・港区・東京タワー)
 
by monday_panda | 2010-12-07 00:28 | stroll | Comments(2)
たくらむ、30歳。
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30歳の成人式、ホームページとブログ、出来ました。
外堀で足止めくって、本丸になかなか踏み込めない。

30歳のみなさん、ぜひぜひ一緒に企みましょう。

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by monday_panda | 2010-12-03 01:18 | 198030age | Comments(2)



イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
by monday_panda