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ハッピーハロウィン。
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先週の土曜日の午前中、近所の通りをぷらぷらと歩いていたら、仮装をしたちびっ子の集団に出くわした。かわいいかぼちゃや魔女、大ヒットアニメのお姫さまたちが、自分の衣装を『かわいいでしょう?』と見せ合っている。そんな休日のほのぼのとした光景にほっこりしていたら、突然、生け垣の角から、血だらけのナースと黒ずくめの魔女が飛び出してきた。思わず『わっ』と声が出る。ギョッとする。こちらはまったく可愛くない、本当に怖いタイプのやつ。ほんと、心臓に悪いことこの上ない。

今夜の街はさながら大仮装大会なんだろうな。ということで、ハッピーハロウィン。トリックオアトリート!
 
by monday_panda | 2014-10-31 17:29 | illustration | Comments(0)
うららかさんぽ 42
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過日。雨の日比谷。お昼下がり。肩をすぼめ足早に通り過ぎるサラリーマンとは対照的に、雨の中でもかしましいご婦人の輪。大学時代の友人になぜか誘われ、人生初の宝塚観劇。いざ女の園へ。男二人、肩を寄せ合い小さくなって席に着く。ヒゲ面の小汚い男がこんなところに足を踏み入れてしまい、どうもすみませんなどと思う。その反面、どうせ『お金と暇を持て余した、ご婦人たちの遊び』なんだろうと、そんなイメージしか持てずにいる宝塚歌劇。我ながら偏見がひどすぎる。演目は花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』。

大阪に住む祖母が宝塚歌劇のファンで、よく宝塚まで観劇に行ってはいたが、そんなに足しげく通う魅力はどこにあるんだろうかと。そう何度観ても面白いもんなんだろうかと。2014年は宝塚歌劇誕生100周年記念の年。『清く、正しく、美しく』をモットーに掲げ、100年の長きにわたり続いてきたエンターテイメントが如何なるものなのかと、さぁ、お手並み拝見とばかりに舞台に臨む。(いったい何様きどりなのか…)

などと偉そうに思いを巡らせていたら、幕が上がる。冒頭より劇場内を突き抜ける台詞の声量に圧倒される。オーケストラの生演奏とトップスターの歌声に震え、広い舞台を縦横無尽に飛び跳ねるダンスに魅せられ、シーンごとに表情をガラリと変える舞台美術に掴まれる。あっという間に根こそぎ持って行かれていた。お隣に座る若いお嬢さんも、前の席に座るご年配のご婦人も、ハンカチーフで何度も何度も涙を拭っていらっしゃる。涙は流さずとも、私もまったく同じ気持ちです。感動の余韻を引きずったまま、いつもより少し背筋をピンっとして帰宅。そのまま何時間も動画サイトに入り浸っていたのは言うまでもない。そうです。感化されやすいタイプです。

ひやかし半分で観に行ったのに(ひやかしなら来るな)、目の前には予想を遥かに凌駕する、愛と夢と感動のステージが広がっていました。百聞は一見に如かず。今まで体験もせず色眼鏡で見てしまっていたことを、今はただただ謝罪したいと思っています。今日から僕もFOREVER〜♪ TAKARAZUKA FOREVER〜♪です。
(東京都・千代田区・東京宝塚劇場)
 
 
 
by monday_panda | 2014-10-30 19:31 | stroll | Comments(0)
illustration works 46
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学生時代、就職活動まっただ中、友人がとある企業の最終面接で『死ぬまで永遠に同じ一本の映画を観なければならないとしたら、あなたは何の映画を観ますか?』という質問をされたそうです。彼は迷うことなく『男はつらいよ』と答え、見事に内定を勝ち取りました。その質問がどれだけ重要だったのか、ただの雑談だったのか知る由もありませんが、『寅さん』を選んだ彼の気持ちがこの年になりよく分かります。今の僕が考えうる限り、最高の答えのような気がします。

世の中には『名画』と称される映画が数多く存在します。これを観ていない人間が、映画を知った風に語るな!というような作品が洋画にも邦画にもゴロゴロあります。チャップリン、ヒッチコック、キューブリック、黒澤明、小津安二郎、木下恵介。はたして何を持って、誰にとっての名画なんでっしゃろか?と。僕はそういった映画をほとんど観ていません。大ヒットした映画が面白いとは限らないし、巨匠と呼ばれる監督が撮った映画すべてが、素晴らしいとは限りません。でも、観たら観たでなんだかんだ、納得させられてしまいそうだけれど。タイトルも忘れた、ストーリーも思い出せない、それでもずっと消えないワンシーンがある。意外にそんな作品の方が、誰でもない自分にとっての大切な一本になっているのかもしれません。

そんな自分にとっての最上の一本に出会えるかもしれない、第27回東京国際映画祭が、10月23日(木)~31日(金)まで開催されます。その中の共催企画のバリアフリー上映『映画の未来』。昨年に引き続き、今年もポスターとチラシにイラストを描かせていただきました。上映作品は周防監督の『舞妓はレディ』です。
まだまだ世間に認知され、当たり前になるには時間のかかる活動だと思いますが、一歩一歩、歩みを始めているバリアフリー映画の未来を体験してみてはいかがでしょうか。ご興味のある方はぜひ。
 
Client : 一般社団法人日本映画製作者連盟公益財団法人ユニジャパン
Media : B2ポスター/B5パンフ
 
 
 
by monday_panda | 2014-10-11 10:07 | works【 illust 】



イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
by monday_panda