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先日、友人の子供がおもちゃの車を僕に見せながら、『これは○○!』『これは○○!』と一生懸命、働く車の正式名称を教えてくれました。また別の友人の子供は、電車を見かけるたびに『あれは○○!』『あっちは○○!』と電車の名前をすらすら口にするそうです。はたまた別の友人は『家中、子供のトミカだらけやわ~』とも言っていました。育つ環境やまわりの影響も大きいのかもしれませんが、子供、特に男の子は、車や電車、飛行機などの『のりもの』に興味を持つ時期があるんだと思います。もちろん、まったく興味を示さない子もたくさんいるとは思いますが。
僕の場合は後者で、まったく興味のない男の子でした。それでも、のりもので少しでも胸が躍ったものがあるとすれば、それは貨物列車です。貨物列車のけん引している方ではなく、ガタンゴトンと大きな音を響かせ、十何両も連なって走り去って行くコンテナ車輌が好きでした。どれも同じカタチで大して面白みもないのに。たまたま貨物列車に遭遇すると、必ず車輌の数を数えていました。たいがいは茶色のコンテナでしたが、たまに、赤や青、緑のコンテナがあると嬉しかったものです。きっと何かのアニメか映画の影響だったのか、走り過ぎる貨物列車に飛び乗り、忍び込んで、そこから始まる大冒険を想像したりしてました。当時は中に何が入っているのか、何を運んでいるのか、そんなことはどうでもよかったのだと思います。たぶんきっと、のりものは、子供たちの夢や憧れをぎゅうぎゅうに詰め込んで走っているのです。今も昔もこれからも。ドンドンズンズン走るのです。なんてな。

ということで、物流の会社である、いすゞライネックス株式会社の会社案内のパンフレットに、イラストを描かせていただきました。ウェブでもイラストを使っていただいております。物流にご興味のある方は覗いてみて下さい。

Client :
いすゞライネックス株式会社
Media : 会社案内/ホームページ
Design : Surf&MountainESTRELLAS_WORKS

 
 

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by monday_panda | 2018-02-21 11:31 | works【 illust 】
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先週、世田谷美術館で開催中の『ボストン美術館 パリジェンヌ展』に行きました。特にこの時代の絵画が好きとか、パリに並々ならぬ思い入れがあるとか、そういうわけではないのですが、気が向いたのでぷらりと行ってみることにしました。世田谷美術館へ続く砧公園の雄々しい木々の間にとどまっている、冬の朝のぴーんとした冷たい空気がとても気持ちのいい日でした。

会場内にはマネやドガ、ルノワールやピカソなどが描いた、パリという街で逞しく生きる女性たちの肖像が展示されていました。どれもこれも見応え十分のものばかり!と言いたいところですが、いかんせんこういう分野に疎いもので。気になった絵の前だけで立ち止まり、ふらりふらりと近づいたり離れたりしながら見つつ、ふむふむと分かったような顔をして、そそくさと会場をあとにしました。大学時代、デザインを専攻していたこともあり、油彩でキャンバスに描くことも鑑賞する機会もほぼありませんでした。こういう絵画を見ていつも思うのは、とにかく絵が上手い!ということに尽きます。画家の想い、時代背景、流行、表現技法など、語るべき箇所はいくらでもあるんだろうけれど、上手い。とはいえ、細かいなぁと思って近づいてみると、筆の跡ががっつり残っていたりします。適当に色が置かれているように見えるけれど、離れてみるとそれが見事な陰影を作り出していたりします。緻密に見えて思いのほか曖昧。そう考えると普段のものの見方も意外と曖昧なもので。経験や思い込みなどある程度の情報だけで、漠然といろいろなものを形作っているのかなぁと、自分の視覚や感覚の曖昧さに呆れてしまうばかりです。

ということで、こちら、普段のイラストとは違って重厚で少しこってりとした油彩っぽいイラスト(顔ハメパネル部分)を描かせていただきました。昨年、『マツコ&有吉の怒り新党』の終了に伴い、新しく始まった番組の『マツコ&有吉 かりそめ天国』の告知用ポスターです。
依頼をいただいた際『フレスコ画とか油絵っぽい絵って描ける?』と聞かれ『たぶん…。描ける…ような…気がします…』と曖昧な返事をした結果、このテクスチャはああしましょう、このタッチはこうしましょう、どうしましょう、そうしましょう、とアートディレクターの方と二人で、ああでもないこうでもないと試行錯誤を重ねた末、フレスコ画風のイラストになんとか辿り着くことが出来ました。このイラストのタッチも、かりそめのものにすることなく、しっかりと消化して自分のものにせななぁと思ったお仕事になりました。どうでもいいことですが、かりそめって言葉の響き、ええなぁって思います。


Client :
テレビ朝日マツコ&有吉 かりそめ天国
Media : ポスター
Design : Pantagraph
 


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by monday_panda | 2018-02-13 16:17 | works【 illust 】
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昨年のお仕事になりますが、2017年の秋に京王線の調布駅にオープンした『トリエ京王調布A館の4Fにあるキッズスペースの壁面にイラストを描かせていただきました。おっきな絵です。小さな子供たちが絵本を読んだり遊べるプレイスペースには、青空に浮かぶ飛行機や動物などを。おむつ替え、授乳のスペースには部屋の中にいるイメージで、花や本棚や窓などなどを。

この2、3年、まわりの友人がパパママになることが多く、様々な子育て事情を耳にする機会が以前よりは増えました。子育ての面白いところ、子育ての大変なところ、それに付随して旦那の愚痴、奥さんへの不満なんかも。自分が子育てを経験していれば共感できる部分も多いんだろうけど、いかんせん未経験なので、『へぇ~』『おもろそうやなぁ~』『ふ~ん』『大変そうやなぁ~』といった感じの、あたりさわりのない、ふわっ、とした気のない相づちしか打てませんが、子供の話しをする友人たちの顔を見ているのは好きです。言葉や内容はとげとげしいことも笑えないことも多々ありますが、その表情からは時折ぽろぽろとこぼれているので。愛だとか、幸せだとかが。なんにしろ、十人十色、それぞれの家族の風景があるわけで。一家族一家族、違った幸せのカタチがあるわけで。

ということで、ちびっこと一緒に調布界隈におでかけするぞ~、はぁちょっと疲れた、しばし休憩。という方はぜひご活用ください。


Client :
トリエ京王調布
Media : 壁画
 
 

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by monday_panda | 2018-02-06 13:30 | works【 illust 】



イラストレーター栄元太郎のブログ。イラストや写真や言葉。溜まったものを、ぽこぽことアウトプット。
by monday_panda